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VSC警告灯点灯!消し方

VSCの警告灯がついた原因と解決方法についてまとめましたので少しでも多くの方にお伝えしたく書いていきたいと思います。

目次

結論から言うとOBDコネクター設定が原因

VSCとは

車両安定制御システム、横滑り防止装置とも言われ自動車メーカーによっては日産はVDC、本田はVSAなど呼び方は様々です。

この警告灯が点灯していると障害物を避けるときや、雨や雪道で急ブレーキ、急ハンドル時の車両が傾いた際にVSCアシスト機能が働かず意図しない挙動になり大事故につながってしまいます。

OBDって何でしょう?

OBDとは、On board diagnosticsの略で自動車に搭載されている自己診断機能のことで、車に異常が発生したときなどに警告灯を点灯させたり、診断されたコードを取得することができます。

最近ではカーアクセサリの電源を取る場所として使われており、レーダー探知機などに主に使われています。

OBDから電源を取る事により通常のシガーライターから電源を取るよりもさらに詳細な車両データー(水温、エンジン回転数、燃費など)を取得出来ることから使われることが多いです。

OBDコネクターには設定が必要

設定とは、レーダー探知機などをOBDコネクターで接続する際にはメーカー別に決められた設定をしなければなりません。

OBDコネクターには設定用のティップスイッチと言う物が付いています。

設定は各アクセサリー機器メーカーのホームページにて記載されています。

上下に動かせる物で非常に小さいので先端の尖ったもので行います。トヨタ用、日産用、ガソリン、ディーゼルなど設定するのですが、その設定が間違ったまま接続すると、誤った情報が車体のコンピューターに入力され、各装備の設定を狂わせメーター内に警告灯を点灯させるようです。

VSC警告灯を消す方法

結論から言うと各ディーラーに持ち込むしか無いようです。

私の場合グランドハイエースなのでトヨタへ行きました。

手順ですがまず整備士の方が自己診断機能のついたメーカー独自のパソコンを繋ぎ自己診断。

その際に車両の傾きセンサーに異常が見られたとの事で試運転に出て行きました。

何度か試運転を重ねた結果、本来は停止時は前後、左右の傾きセンサーの角度が0度に対して、停止時でも前後左右のどこかに何度が傾いていますよ、と車両のコンピューターに信号が出ているようで、その結果車両が異常を感知し警告等を点灯させている結果だった。

警告灯の消灯作業

原因はやはりOBDコネクターのメーカー別設定が間違ったまま接続してしまったのが原因だそうです。

ディーラーの自己診断コンピューターも同じOBD端子で接続していたせいか、なかなか原因がつかめず傾きセンサーのズレだと気がつくまで1時間くらい掛かりました。

原因がわかったところで再度傾きセンサーをリセット、再設定して前後左右0度に設定してもらい見事警告灯は消灯しました。

まとめ

OBDは便利な機能でこれからも対応カーアクセサリーが出てくると思いますが、取り付けが簡単で手軽に個人でも繋げる事ができるので、設定をちゃんと確認して接続しないと思いもよらないトラブルがある事も念頭に置いて取り付けたと思います。

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